産後 骨盤の歪みと体型の変化|前橋市の院長が夜に気づいた代謝との関係
この記事では、産後の骨盤の歪みがなぜ体型や代謝に関わってくるのか、前橋市で22年間施術を続けてきた院長の臨床経験と、自身が93kgから78kgへ変化した体験をもとにお伝えします。専門用語はできるだけ噛み砕いて書いています。
施術室で感じる、産後のお母さんたちの共通点
夜、1日の施術を振り返るとき、ふと頭に浮かぶのは、産後のお客様の体の変化です。前橋市やその周辺から来院される方の中には、出産後に「体型が戻らない」「以前より疲れやすくなった」と感じている方が少なくありません。
骨盤の状態を触診させていただくと、左右どちらかに傾いていたり、前後に倒れていたりするケースが多く見られます。これは出産という体の大仕事を終えた後、骨盤を支える靭帯や筋肉が一時的に緩み、元の位置に戻りきらないまま日常生活が再開されることが関係していると、臨床の中で感じています。もちろん歪み方や感じ方には個人差がありますので、すべての方に当てはまるわけではありません。
骨盤の歪みが体型・代謝に関わる理由
骨盤は体の中心にあり、上半身と下半身をつなぐ土台のような部分です。この土台が傾くと、その上に乗っている背骨や肩甲骨の位置にも影響が出やすくなります。結果として姿勢全体のバランスが崩れ、特定の筋肉だけに負担がかかったり、逆にほとんど使われない筋肉が出てきたりします。
筋肉は体の中でもエネルギーを多く使う組織のひとつです。使われない筋肉が増えると、基礎代謝、つまり何もしなくても消費されるエネルギー量にも影響しやすくなると考えられています。産後に「食べる量は変わっていないのに体型が戻りにくい」と感じる背景には、こうした姿勢と筋肉の使われ方の変化が関係している可能性があります。
血流とむくみの関係
骨盤の歪みは、骨盤内や下肢の血流・リンパの流れにも影響しやすいと言われる部分です。脚のむくみや冷えを感じやすくなったという声も、施術の中でよくお聞きします。
前橋・群馬ならではの生活習慣が影響すること
群馬県は車社会です。前橋市内でも、歩いて移動するより車を使う機会のほうが圧倒的に多いという方が多いのではないでしょうか。産後は特に、赤ちゃんを連れての移動は車が中心になりやすく、歩く機会がさらに減ってしまいます。
加えて群馬の冬は「空っ風」と呼ばれる乾燥した強い風が吹き、外出そのものが億劫になりがちです。歩く機会が減ることは、骨盤まわりの筋肉を自然に使う機会が減ることでもあります。授乳や抱っこで前かがみの姿勢が続くことも重なり、骨盤や背骨に負担がかかりやすい環境が、知らず知らずのうちにできあがっているように感じます。
93kg時代の自分と、姿勢の記憶
私自身、体重93kg、体脂肪率28.3%だった頃は、毎日のように頭痛と腰痛に悩まされていました。当時を振り返ると、姿勢はかなり悪く、骨盤も後ろに倒れたような状態だったと思います。猫背気味で、重心が後ろにかかり、下半身の筋肉をうまく使えていなかったことを覚えています。
3ヶ月かけて78kgまで体重を落とす過程で、食事や生活習慣の見直しと並行して、姿勢そのものにも意識を向けるようになりました。骨盤を立てて座る、歩くときに重心を意識する。そうした小さな積み重ねが、体の使われ方を少しずつ変えていったように感じています。もちろん体重や体脂肪率の変化には個人差があり、誰もが同じ結果になるわけではありません。
今日から意識できる小さなこと
産後 骨盤のケアというと特別なことのように聞こえるかもしれませんが、日常の中でできることもあります。
- 椅子に座るとき、骨盤を立てるイメージで深く腰掛ける
- 抱っこや授乳のときは、片側だけに体重をかけすぎないよう意識する
- 1日10分でも、前橋公園や敷島公園など近くを歩く時間を作る
いずれも小さなことですが、骨盤まわりの筋肉を使う機会を増やすという意味では、続けることに意味があると感じています。
一人で抱え込まず、専門家に相談するという選択
産後の骨盤の変化は、自分一人で正確に把握するのが難しい部分でもあります。「このまま様子を見ていいのか」「どこに相談すればいいのか分からない」という声を、前橋市内のお客様からもよくお聞きします。
当院では柔道整復師・鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ院長が、骨盤の状態や姿勢のクセを一人ひとり確認しながら、深部整体や鍼灸を組み合わせたケアをご提案しています。効果の感じ方には個人差がありますが、ご自身の体の状態を知るきっかけとして、気になることがあればお気軽にご相談いただければと思います。












