交通事故後、整骨院を選ぶ理由|前橋市の院長が夜に振り返る22年の臨床
この記事を読むと、交通事故に遭った後になぜ整骨院という選択肢があるのか、むちうちがどのような経過をたどりやすいのか、そして保険の使い方でよくある戸惑いが分かります。前橋市で22年施術を続けてきた院長が、夜に振り返る形でお伝えします。
診療が終わった後、ふと考えること
夜、最後の患者さんを見送った後、私はよく今日あった出来事を振り返ります。今日来院されたのは、1週間前に前橋市内の交差点で追突事故に遭われた40代の女性でした。「病院でレントゲンを撮ったけれど異常なしと言われた。でも首が重くて、頭痛もする」とおっしゃっていました。
この話、実は珍しいことではありません。交通事故による首や肩の痛みは、レントゲンのような骨の検査では映らないことが多いのです。筋肉や靭帯、神経まわりの状態は画像では分かりにくく、そこを丁寧に診ていくのが私たち柔道整復師の役割だと感じています。
むちうちという症状との向き合い方
むちうちは、事故の衝撃で首が鞭のようにしなることで起こる症状の総称です。事故直後は興奮状態にあるため痛みを感じにくく、2〜3日後から、あるいは1週間ほど経ってから症状が出てくる方も少なくありません。
これまで多くの患者さんを診てきた中で、以下のような症状を訴える方が多い印象があります。症状の出方や程度には個人差がありますので、あくまで傾向としてお読みください。
- 首を動かしたときの痛みや、動かせる範囲が狭くなる感覚
- 後頭部からこめかみにかけての頭痛
- 肩や腕にかけてのしびれるような感覚
- 天候の変化や疲労がたまったときに症状が強くなる感覚
こうした症状に対して、当院では深部整体や鍼灸を組み合わせながら、首まわりの筋肉の緊張をゆるめ、負担のかかりにくい状態を目指す施術を行っています。症状の改善には個人差があり、お一人お一人の体の状態によって経過は異なります。
保険の使い方で戸惑う方が本当に多い
施術の話以上に、実は保険の使い方で悩まれる方が多いというのが22年続けてきての実感です。「自賠責保険という言葉は聞いたことがあるけれど、何をどうすればいいのか分からない」という声を、前橋市の患者さんからも群馬県内の他の地域の患者さんからも、本当によく耳にします。
基本的な流れとしては、事故後に警察へ届け出を行い、保険会社に連絡をした上で、整形外科と整骨院を併用しながら通院するケースが多くみられます。通院先や頻度については保険会社との相談も必要になるため、不安な点があれば通院を始める前に、一度当院にお問い合わせいただくのも一つの方法かと思います。
群馬の暮らし方と事故のリスク
群馬県は車社会です。前橋市にお住まいの方の多くも、通勤や買い物でほぼ毎日車を運転されているのではないでしょうか。歩く機会が少ない分、どうしても車での移動時間が長くなり、それに比例して事故に遭うリスクも高まります。
また、冬場は赤城おろしと呼ばれる空っ風が強く吹く日が続きます。路面が乾燥していても、風にハンドルを取られたり、視界が悪くなったりすることで、思わぬ接触事故につながることもあります。これは群馬県、特に前橋市周辺で車を運転される方にとって、他の地域以上に意識しておきたい点かもしれません。
22年の臨床で見えてきたこと
柔道整復師・鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師という4つの国家資格を通じて体と向き合ってきた中で感じるのは、交通事故後の体の変化は、ご本人が思っている以上にゆっくりと表れることが多いということです。事故直後に「大丈夫」と感じても、数日後、数週間後に違和感が出てくるケースを数多く見てきました。
だからこそ、少しでも違和感がある場合は、早めに専門家に相談し、経過を見ながら施術を受けていただくことをおすすめしています。これは私自身の施術経験から感じてきたことであり、すべての方に同じ経過が当てはまるわけではありません。
一人で抱え込まずに、まず話してみてください
交通事故に遭った直後は、痛みのことだけでなく、保険のこと、今後の生活のことなど、考えなければならないことが一気に押し寄せてきます。私自身、施術を通して多くの患者さんのそうした不安に寄り添ってきましたが、「何から手をつければいいか分からない」という気持ちは、誰にとっても自然なことだと思います。
もし前橋市やその周辺で交通事故に遭われ、体の不調や保険の手続きについて不安を感じていらっしゃるようでしたら、一人で抱え込まず、敷島公園近くの当院まで、まずはお気軽にお声がけください。












