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自賠責保険で通える治療とは|前橋市の院長がむちうち対応を夜に綴る

2026.10.15 | Category: 未分類

この記事では、交通事故に遭った際に使える自賠責保険の基本的な仕組みと、むちうちなどの症状に対する施術の考え方について、前橋市でNC鍼灸接骨院を営む院長の視点からお伝えします。事故直後に何をすればいいのか分からず不安な方の参考になれば幸いです。

夜、診療録を見返しながら思うこと

診療が終わったあとの院内で、その日の施術記録を見返すことがあります。交通事故でいらした患者さんのカルテを開くたびに、「もっと早く自賠責保険のことを知っていれば、あんなに不安な思いをしなくて済んだのではないか」と感じることが少なくありません。

事故に遭うという経験は、人生の中でそう何度もあることではありません。だからこそ、保険の仕組みも、通院の流れも、分からなくて当然だと私は思っています。22年間、柔道整復師として臨床に携わってきましたが、交通事故でいらっしゃる方の多くが「何から手をつけていいか分からなかった」とおっしゃいます。

自賠責保険とは何か、まず知っておきたいこと

自賠責保険とは、自動車やバイクを所有する際に加入が義務付けられている保険で、事故の被害に遭った方の治療費などを補償するための制度です。多くの場合、事故の相手方が加入している自賠責保険から治療費が支払われるため、被害者の方が窓口で自己負担をせずに通院できるケースがほとんどです。

ただし、自賠責保険を使うには、事故後に警察へ届け出て「交通事故証明書」を発行してもらうことや、相手方の保険会社に連絡しておくことが前提になります。これを後回しにしてしまうと、通院先の決定や治療費の支払いがスムーズに進まないことがあるため、事故に遭ったらできるだけ早い段階で手続きを進めておくことをおすすめします。

整骨院でも自賠責保険は使えます

「自賠責保険は病院でしか使えないのでは」と思っている方に、よくお会いします。実際には、整形外科を受診したうえで、整骨院での施術にも自賠責保険を適用できる場合がほとんどです。当院でも、保険会社とのやり取りを含めてサポートしながら通院していただいています。

むちうちの症状、22年の臨床で見えてきたこと

交通事故によるけがの中でも、むちうちは特に厄介な症状だと感じています。というのも、事故直後は興奮状態にあるため痛みを感じにくく、数日から1週間ほど経ってから首や肩のこわばり、頭痛、めまいといった症状が出てくることが多いからです。

これまで多くの方の施術にあたってきた中で感じるのは、「事故直後に痛みがなかったから大丈夫」と自己判断してしまい、後になって症状が強く出るケースが一定数あるという傾向です。首の周辺には細かい筋肉や神経が密集しているため、衝撃によるダメージがすぐには表面化しないことがあります。これはあくまで臨床経験から見えてくる傾向であり、症状の出方には個人差があることも付け加えておきたいと思います。

当院では柔道整復師・鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師という4つの国家資格を活かし、骨格の状態、筋肉の緊張、神経の圧迫といった側面を多角的に確認しながら、深部整体や鍼灸を組み合わせた施術を行っています。

前橋・群馬という土地柄とむちうちの関係

群馬県は車社会と言われることが多い地域です。前橋市にお住まいの方も、通勤や買い物など日常のあらゆる場面で車を利用される方が多いのではないでしょうか。車に乗る時間が長いということは、それだけ交通事故に遭遇する可能性と隣り合わせであるとも言えます。信号待ちでの追突や、交差点での接触など、日常のちょっとした場面で事故は起こります。

また、群馬の冬は「空っ風」と呼ばれる乾いた強い風が吹き、体が冷えて筋肉がこわばりやすい季節でもあります。筋肉が硬くなった状態で事故による衝撃を受けると、首や肩まわりの症状が長引きやすくなる傾向があるというのも、前橋で施術をしてきた中で実感していることのひとつです。もちろん個人差はありますが、冬場に事故に遭われた方には、より丁寧に体の状態を確認するよう心がけています。

事故後、具体的にどう動けばいいのか

実際に事故に遭ってしまった場合、次のような流れで進めていただくと安心です。

  • 警察へ連絡し、交通事故証明書を発行してもらう
  • 相手方の保険会社に連絡し、自賠責保険の適用について確認する
  • できるだけ早めに整形外科や整骨院を受診し、体の状態を確認してもらう
  • 痛みが軽い場合でも、数日間は体の変化を注意して観察する

この順番を踏んでおくことで、後から「あの時こうしておけばよかった」という後悔を減らせるのではないかと思っています。当院でも、保険会社とのやり取りに不慣れな方には、分かる範囲で手続きの流れをお伝えするようにしています。

おわりに:一人で抱え込まないでほしいこと

交通事故は、体だけでなく心にも負担をかける出来事です。痛みがあるのに「このくらい我慢できるかも」と通院をためらってしまう方を、これまで何人も見てきました。けれど、自賠責保険という制度は、まさにそうした方のために用意されているものです。使えるものは、遠慮せず使っていただきたいというのが、長年この仕事をしてきた私の率直な思いです。

前橋市川原町、敷島公園の近くにあるNC鍼灸接骨院では、交通事故後のむちうちなどの症状に対して、深部整体や鍼灸を組み合わせた施術を行っています。事故後の対応や自賠責保険の使い方について分からないことがあれば、どうぞ一度当院にご相談ください。