糖尿病予防と肥満の関係|前橋市の院長が93kg時代を振り返る夜
この記事では、肥満が糖尿病予防にどう関わるのかを、私自身の体験と22年間の臨床経験を通してお伝えします。数字を怖がるためではなく、今日からの小さな行動につなげていただけたら嬉しいです。
健康診断の結果を見て、手が止まった夜のこと
今でも覚えているのですが、私が93kgだった頃、健康診断の結果表を自宅で見返していた夜がありました。血糖値の項目に基準値を超える数字が並び、正直、目を逸らしたくなったのを覚えています。当時は毎日のように頭痛と腰痛があり、アトピーの症状にも悩まされていました。「このままではまずいのかもしれない」と、ようやく実感として腑に落ちた夜でした。
糖尿病予防という言葉は、健康診断の結果を見るまでの私にとって、どこか他人事のような響きがありました。ですが、体重と血糖値のつながりを自分の数字として見せられると、話は一気に現実的になります。
肥満と糖尿病予防のつながりを、施術者の視点から
柔道整復師・鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師という国家資格を持ちながら施術を続けてきた中で、体重の変化と体調の変化を同時に見てきた方は少なくありません。内臓脂肪が増えると、インスリンという血糖値を下げるホルモンの働きが鈍くなりやすいことは、多くの研究でも指摘されています。この状態が長く続くと、血糖値が下がりにくくなり、いわゆる糖尿病予備群と呼ばれる状態に近づいていく方もいらっしゃいます。
ただし、これは「肥満の方が必ず糖尿病になる」という話ではありません。体質や生活習慣、ストレスの状態など、要因は一人ひとり異なります。だからこそ、数字だけで一律に判断せず、その方の生活背景を含めて見ていくことが大切だと、施術の現場で感じています。
前橋・群馬で暮らす私たちが、気づかないうちに陥りやすいこと
群馬県は車社会です。前橋市内でも、コンビニまで数百メートルの距離でも車を使う方は珍しくありません。冬になると赤城山からの空っ風が強く、外に出るのが億劫になり、歩く機会がさらに減るという方も多いのではないでしょうか。
私自身、93kgだった頃を振り返ると、まさにこのパターンでした。移動はほぼ車、休日は家で過ごすことが多く、気づけば1日の歩数が2000歩にも届かない日がありました。前橋市周辺で暮らす方の中には、同じような生活リズムに心当たりがある方もいらっしゃるかもしれません。
群馬県特有の生活環境そのものが悪いわけではありませんが、「意識しないと自然に運動量が減っていく土地」であることは、地域に根を張って22年施術を続けてきた実感として感じています。
3ヶ月で-15kg、体脂肪率14.7%になって見えたもの
私は93kg・体脂肪率28.3%の状態から、3ヶ月で78kg・体脂肪率14.7%まで変化しました。この過程で強く感じたのは、極端な食事制限や過度な運動は続かないということです。無理をして一時的に体重が落ちても、生活が元に戻れば体重も戻ってしまう。これでは糖尿病予防にはつながりません。
大切なのは、血糖値の急な上下を作らない食べ方や、自分の体質に合った栄養バランスを知ることでした。この経験がきっかけとなり、DNA検査と分子栄養学を組み合わせたオーダーメイドのプログラムを、姉妹事業のNC Body Make Salonで提供するに至っています。効果には個人差がありますが、無理のない範囲で体重や体脂肪率の変化を目指す考え方の土台は、この時の体験から生まれています。
今日からできる、糖尿病予防につながる小さな一歩
大きく生活を変える必要はありません。まずは以下のような、小さな行動から始めてみるのはいかがでしょうか。
- 買い物や近所への移動を、車から徒歩や自転車に一部変えてみる
- 食事の最初に野菜やきのこなど食物繊維の多いものを食べる
- 白米やパンを一口減らし、代わりにタンパク質を増やす
- 年に1回の健康診断の結果を、数字だけでなく前年と比較して見る
どれも特別なことではありませんが、続けることで血糖値の変動が緩やかになりやすいと、臨床の現場でも感じています。もちろん、これらは糖尿病予防の一助であり、既に治療中の方は主治医の指示を優先していただくことが前提です。
おわりに
健康診断の結果に向き合った夜から数年が経ち、今こうして施術者として、そしてダイエットプログラムを提供する立場として、多くの方の体の変化に関わらせていただいています。糖尿病予防は、遠い将来のためだけの話ではなく、今日の食事や歩く距離といった、ごく身近な選択の積み重ねだと感じています。
もしご自身の体重や生活習慣について気になることがあれば、一人で悩まずに、前橋市のNC鍼灸接骨院やNC Body Make Salonへ、まずはお話だけでも聞かせていただければと思います。












